一年中、手足が冷たいんです。肩こりや頭痛で、なんだか体が重くて…
職場のエアコンがきつくて、夏でも寒くてたまりません
そんなお悩みは、ありませんか?
「過剰な冷暖房」「食生活の乱れ」「ストレス」などが自律神経の不調を引き起こし、体温調節機能が低下します。そのため、季節を問わず冷えに悩む女性が増えているのです。
そこで注目されるのが、「温活」です。
「温活(おんかつ)」とは、体を内側から温め、冷えを改善し、健康を保つための生活習慣のことです。
温活って、なにをどうやればいいの?
一口に温活といっても、やりかたはさまざま。おうちで気軽にできるものや、施設でおこなうスペシャルなケアもあります。
ここでは、温活のやり方をご紹介するだけでなく、冷えの原因やデメリットについても詳しく解説します。
あなたも冷えを改善して、健康な毎日を過ごしましょう♪
温活とは?
「温活(おんかつ)」とは、体を温めるための活動や生活習慣のこと。
体を内側から温め、冷えを改善し、健康を保つことが温活の目的です。
たとえば・・・
温活を取り入れることで、健康維持や美容、さらにはストレス軽減も期待できるのです。
温活が注目されている理由
近年、温活が注目されるようになった理由には、「生活習慣の変化によって体が冷える要因が増えたこと」が挙げられます。
一年中エアコンが効いた部屋で過ごすことが一般的になり、体温調節が苦手な人が増えているのよ…
だから、「冷え」を改善するための「温活」が注目されているんだね♪
「冷え」の3つの原因
「冷え」が起こる要因は、主に次の3つです。
「冷え」によるデメリット
「冷えは万病のもと」という言葉があるように、体が冷えることで血液の流れが悪くなり、内臓の働きが低下することもあるの
「冷え」で体温が下がれば、血液の温度も下がります。すると血流が悪くなり、細胞の働きを低下させるのです。
温かいカレーはサラサラだけど、冷たいカレーは固まるのと同じだね。
血流が滞れば、血液によって運ばれる「酸素」「栄養分」「水分」「免疫細胞」などが、行き渡らなくなるため、体にさまざまな不調が現れます。
たとえば・・・
- 免疫細胞が届かない→病気にかかりやすくなる
- 女性ホルモンの生成が滞る→生理不順をおこしやすくなる
女性が冷えやすい理由
男性よりも女性のほうが冷え性の人が多いのはなぜかな?
筋肉量が少ない
熱エネルギーは、筋肉を刺激することで生まれます。男性と比較して筋肉量が少ない女性は、冷えやすい傾向があるのです。
体脂肪の割合が多い
一般的に女性は、男性よりも体脂肪の割合が高く、特に皮下脂肪が多い傾向があります。皮下脂肪には「一度冷えると温まりにくい」という特徴があり、冷えた体を再び温めるのに時間がかかるのです。
月経による血液不足
女性は月経のときに血液が不足しがちです。そのため、抹消まで血液が行き渡らなくなり冷えを感じやすくなります。
更年期のホルモンバランスの変化
一般的に、更年期の女性はホルモンバランスの変化により自律神経が乱れ、冷えを感じやすくなる傾向があります。
服装
「おしゃれは我慢」という言葉がありますが、スカートをはくことで下半身が冷え、締め付ける下着を身に着けることで血流が滞り、冷えやすくなります。
冷えやすい女性は、積極的に温活を取り入れることが大切なんです♪
温活のやり方
温活が必要なのはわかったけど、具体的に何をやればいいのかな?
ひとくちに「温活」といっても、方法はさまざま。おうちでカンタンにできるものから、特別な施設で行うものまで多岐にわたります。
おうちでできる温活
自宅で手軽にできる温活は、たくさんあります。ここでは4つの方法をご紹介しましょう。
「3首」を温める
一番カンタンにできる温活は、「3つの首」を温めること。
3つの首とは、「首」「手首」「足首」のことです。この3つ部位の周辺は皮膚がうすく、多くの血管が通っています。これらを温めることで、体内を温かい血液が巡り、全身が心地よく温まるのです。
仙骨を温める
仙骨とは、骨盤の中央、背骨の下にある逆三角形の骨。仙骨の周りには大きな筋肉やじん帯があり、骨格の基盤です。
仙骨から下腹部に向かって自律神経の1つ「副交感神経」の束が通っています。そのため、仙骨を温めることで、リラックス効果や内臓の活性化が期待できます。
使い捨てカイロを貼ればカンタンに温められますね♪
40℃以上のお湯を30秒ほど当てるだけ。1回の入浴で3回当てると効果的です。カンタンなので、ぜひ試してみてください。
腸を温める
腸は「消化」「吸収」「排せつ」「解毒」などを担っている大切な器官です。
腸が冷えると、排せつが乱れるだけでなく、栄養が全身に行き渡らなくなり細胞の働きが低下することも…。
「おなかが冷たい」と感じたら、使い捨てカイロを貼ろう!
湯船につかる
入浴の際に湯船につからずシャワーで済ませる人が増えています。
ひとり暮らしの場合、
「湯船にお湯をはるのがもったいない」
「お風呂の掃除が面倒…」
と考えてしまうかもしれませんね。
でも、週に一度くらいは湯船につかることをおすすめします。
「温熱効果」によって副交感神経が優位になるため、リラックスしてぐっすり眠れますよ
施設で行う温活
施設で行うスペシャルな温活は、ぜひ自分へのご褒美に♪
ホットヨガ
高温多湿のスタジオで行うホットヨガは、デトックス効果抜群!「滝汗」を体験できます。
運動が苦手でも、体がかたくても問題なし。
インストラクターの誘導に身をゆだね、ひたすら自分と向き合うことで心も体も癒やされます。
私はホットヨガが大好き!
どんなに疲れていても、レッスン後はスッキリ♪爽快な気分で満たされます♪
ホットヨガについて、詳しくはこちらの記事をご参考に♪
よもぎ蒸し
よもぎを煎じた蒸気を下半身の粘膜に直接あてて、体を内側から温めます。
「ハーブの女王」といわれるよもぎには、リラックス効果や血行促進効果があり、デトックスや生理不順の改善、肌のトラブルの緩和などが期待できます。
よもぎ蒸しについて、詳しくはこちらの記事をどうぞ♪
岩盤浴
岩盤浴は、加熱された岩盤の上に寝転んで体を温める健康法です。
岩盤には、ゲルマニウムやラジウム、トルマリンなどの天然岩石や、セラミックス製の岩盤が利用されるのが一般的です。
じっとりと汗をかきながら体を温めることで血行を促進し、デトックス効果やリラックス効果を高めます。
男女兼用の施設もあり、パートナーや友達と一緒に楽しめるのも魅力ですね。
岩盤浴について、詳しくはこちらの記事をどうぞ♪
サウナ
サウナは、フィンランド発祥の伝統的な健康法です。
木材で作られた70~100℃の高温の部屋で、乾燥した熱気を利用して体を温めて、発汗を促進します。
サウナ→水風呂→外気浴のセットを数回繰り返すことで「ととのう」という、独特の爽快感とトランス状態を体感できます♪
温活と食べ物
「温活」には、食事も大切な要素です。
食材のなかには、体を温めるものと、冷やすものがあるのをご存じですか?
食事に気を配ることで、体の中から温めることができます。
体を温める食べ物
体を冷やす食べ物
まとめ
過剰な冷暖房や食生活の乱れなどが原因で「冷え」で悩む女性が増えています。
「冷え」は、血液を滞らせ自律神経を乱し、放置すれば心身の健康を損なうことも…。
そこで注目されているのが「温活」です。
「温活(おんかつ)」とは、体を内側から温め、冷えを改善し、健康を保つことことを目的とした活動や生活習慣のこと。
温活には、家庭でできるカンタンなものから、岩盤浴や温泉、ホットヨガなど、さまざまな方法があります。
あなたもご自分に合ったやり方で、自分らしく温活を楽しみましょう♪
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